【横浜鶴見の司法書士が解説】昔とはこんなに違う!ビックリする現代の葬儀あれこれ

横浜 相続

  

 現代の葬儀

昨今では価値観の多様化が浸透し、葬儀をとってもひと昔前とは違う新しい葬儀形式などが誕生しました。

普段から相続業務を専門に行う司法書士として分かる範囲で現代の葬儀を解説したいと思います。

   

   納棺について

現代では死化粧はエンゼルメイク、死装束はフューネラルコスチュームと呼ばれメディアにも注目されています。

過去には死化粧もありましたが薄く簡単なものでしたが、最近では看護師さんが生前の顔に近づけようと綺麗にメイクをしてくれるそうです。これをエンゼルメイクと呼びます。

また、死装束はあの世に来ていく服としての意味がありましたが、そこにおしゃれの要素が加わり生前に愛用していた衣服を着せるフューネラルコスチュームが流行っています。

より生きていたころの面影を大事にして、素敵な姿でお見送りする想いが形になったんですね。これは新たな葬送形式が誕生したといっても過言ではありません。

納棺の儀も変化を見せています。納棺の儀は個人が死後の旅立ちをする前の支度です。映画の「おくりびと」によって有名になりました。

以前は納棺の儀に重きを置きませんでした、気持ちを整理するには最適な催しですので今後はもっと人気がでるといわれています。

   

 通夜について

ワンナイトセレモニーをご存知でしょうか?通夜と葬儀、告別式を一晩で行うものです。

葬儀の所要時間を減らすことで遺族のストレスを下げ、遺族と個人のよりそう時間を増やすメリットがあります。

また、葬儀前に亡くなった人と時間を過ごす仮通夜が昨今では知られるようになりました。

死亡した日や通夜の前日に近親者だけで行うことが多いようです。

これは告別式よりも通夜の時間帯のほうが訪問者の都合がつきやすくなり、本来であれば身内のみで行う通夜にも一般の訪問者が多く訪れるようになり、通夜の前に仮の通夜を設ける必要が出てきたからです。

   

葬儀について

大がかりな葬儀からリーズナブルで親族のみで行う葬儀が増えてきました。いわゆる家族葬は家族や近親者のみで行う葬儀の形であり、宗教者を招いて儀礼的な供養などもできるので人気のある葬儀の形です。

また、家族葬をさらにシンプルにした直葬も人気があります。直葬は、いうなれば儀礼的、対外的なものを大胆に省いた葬儀の形です。

直葬は亡くなった場所から直接火葬場に遺体を運びます。この直葬もオプションで僧侶を読んでお経を読んでもらうというようなサービスも誕生しています。 

直葬のメリットは料金が安い点にあるのでしょう。一方で、宗教的な儀式をかなり省くので周囲の理解を得ることが肝要だといえます。

葬儀の形で変化しているところには献花にも表れています。献花は一般的にはキリスト形式で行うものですが、無宗教者が多い日本では目にする機会が多くなりました。献花だけではなく献灯や献香も人気です。献灯は参列者が祭壇の周囲に火を灯したろうそくを置くもので、献香は香り付き焼香のようなものです。

   

 法要

故人を懐かしむための法要ですが、法要も仏事行事からメモリアル行事へと変化してきています。

これは明るい気持ちで個人を偲ぶ場にしたいと思う人が増えたからと言えます。パーティー形式ではホテルやレストランを借りて行いますし、会費制で行うケースもあります。

故人が好きな曲を流したり、演奏したり、趣味嗜好を重視した会を作り上げます。これも新しい供養の仕方といえるでしょう。

 

  そのほかのこと

会葬礼状や挨拶状も現代に合わせて変化しています。本来の会葬礼状は薄墨を使い文章に句読点をうたないのが正しい方法とされてきました。 

現代では、パソコンで作成するケースもあり、本来の方法以外でも多様な会葬礼状が作られるようになりました。

葬儀のならわしや伝統も時代とともに変化してきます。句読点なしや薄墨にこだわらず、普段通りの文体で気持ちを伝えてもよいのではないでしょうか。

 

  相続について

昨今では遺言書作成により相続トラブルを未然に防ぐという考えが主流になりました。

現実に相続人間で相続トラブルに発展することが増加したことに伴い、資産家でなくても遺言書を残しています。

遺言には自筆証書と公正証書と大きく二つの種類の遺言がありますが、自筆証書遺言は形式上の不備があれば全く使い物になりません。

また改ざんや紛失のリスクも大いにあるため我々法律家はできることであれば公正証書遺言を強くおすすめしています。

多少の費用がかかっても遺言としては確実であり、安心して相続できるものです。

また、公証役場では「任意後見契約」「尊厳死宣言」といった相続にまつわる手続きもできますので、認知症などになる前に生前対策として一気に手続きをすすめることをお勧めします。

   

まとめ

いかがだったでしょうか。司法書士の業務は相続手続きですが、それ以前の葬儀が当然ながら相続人は感心を示します。相続の当事者とまではいかないものの我々は寄り添う形で相続のお手伝いをさせて頂くので葬儀の知識をブラッシュアップしたいものです。

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